夏の名残と秋の気配を交互に感じる天候のなか、代官山にあるキッチンスタジオ「L’atelier de SHIORI」に集まってくれた参加者のみなさん。ウェルカムドリンクの「桃のノンアルコールカクテル」を手に、すでに調理の下ごしらえを進めているスタッフのみなさんの動きにも興味津々の様子。
参加者のみなさんが着席したテーブルの上には、SHIORIさんも愛用されているブランド「Lino e Lina(リーノ エ リーナ)」のエプロンが。実はこのエプロン、左胸にみなさんそれぞれのイニシャルが刺繍されていて、イベントが終わってからも愛用していただけるように特別にプレゼントとして用意されたものなんです。
シンプルな白のリネンシャツにエプロン姿の料理家SHIORIさんが登場すると、会場の空気もシャキッと引き締まる感じ。思わず“先生!”と呼びたくなる、頼もしいお姿です。 SHIORIさんも、このエプロンのユニセックスなデザインとイニシャルの刺繍について「これはプレゼントされたら嬉しいよねぇ」とコメント。自分のイニシャルが入ってることに気付いた瞬間、参加者のみなさんから歓喜の声があがっていました。
今日は一体どんなメニューに挑戦するのか、SHIORIさんから直々に発表されたあと、さっそくデモンストレーションがスタートしました!
「今日はイタリアに旅をした気分で、手打ちパスタに挑戦していただきたいと思います!」とSHIORIさん。手打ちパスタを作ったことがある方ってなかなか少ないのではないでしょうか。今回は初心者でも時短で簡単にできるレシピに挑戦できるとのこと。
まずはSHIORIさんが鮮やかな手さばきで、強力粉と水を手でこねていきます。 参加者のみなさんも、SHIORIさんの見様見真似で手打ちパスタづくりに挑戦。二人ペアになって交互にこねていきます。途中でSHIORIさんが直々に様子をチェックしてまわります。この距離で教えてもらえるのはすごく嬉しい!
「家庭で作りやすいのはもちろん、見栄えがいいことも大事なポイント」とSHIORIさんの流れるようなトークに、どんどん引き込まれていきます。「ミートソースの魚介版」というキャッチーな紹介から「魚介のラグーソース」作りが始まりました。 だんだんいい香りが立ち上がってきました。美味しそう!
ソースの仕込みが出来上がったところで、先ほど冷蔵庫で寝かせていた手打ちパスタの“タネ”を、茹でる前のパスタの形に仕上げていきます。パスタにはいろんな形がありますが、今回つくるのは「トロフィエ」というもの。「つまんで、ねじって、ほい!」っと、子どもでも遊び感覚で作れるのがポイントと、SHIORIさん。
さぁ、ここで一緒に手打ちパスタづくりに参加してくれるスペシャルゲストが登場です!
パスタが大好きだという、ゲストのモデル・絵美里さん。必ずしもカロリーを気にするわけではなく、「美味しい」と思える範囲でヘルシーなものを選んでお食事されているんだそう。参加者のみなさんと一緒に、SHIORIさん直伝のパスタづくりに挑戦です。
もちろん絵美里さんも自分で手打ちパスタを作るのは初めてとのこと。作り方のコツを真剣にSHIORIさんへ質問していました。
豪華な魚介のパスタがこんなに短時間で出来上がるなんて驚きました。特別な道具がなくても、こんなに簡単に手打ちパスタが作れるとは知らなかったので、またお家でもいろんなアレンジをやってみたくなりますね。
さて、パスタ作りに励むと同時に、スタッフのみなさんが仕込んでいる様子も気になっていたSHIORIさんプロデュースのイタリアン・スペシャルコースを、この後、実食します!