ルミネ新宿でショッピングを終え、再び、原宿へ戻り、さっそく辻さんからもうひとつ新たな提案が。
「お気に入りのコーデとアクセサリーに“世界にひとつだけのコラボバッグ”をプラスし、“自分だけのトータルコーディネート”を完成させてみませんか?」と。
実は辻さん、この日のために“コラボバッグ”のデザインを準備してくれていました。
ファッションは見た目や組み合わせだけでなく、【モノづくりの観点】からも楽しむことができ、これから、さらにおしゃれが楽しくなるきっかけとして・・・との想いからファッションアイテムを一緒に考えましょうと。
そして。一緒に作りあげるバッグは数か月後、プレゼント。 世界にひとつのバッグがエッセンスとなる、“自分だけのトータルコーディネート”の完成に向けて、気合いが入ります!
バッグ考案のお供にはルミネ新宿でも人気の洋菓子「マドレーヌラパン(ルミネ1/B2)」。
先ほど、辻さんから教わった“色づかいのコツ”や“ボディラインとのバランス”をもう一度おさらいしながら、オリジナルバッグを作り上げていく体験ができるとあって、大盛り上がり。
わかりやすくハンドバッグのカスタムオーダーができるよう、デザインラフから書き起こしたパターン(型紙)を元に、色選び。
バッグのデザインって、まずはこういう模型のサンプルを作って、サイズや素材を選んでいくんですね……。まるで職人さんのアトリエに来たみたい。
ストラップの長さって、案外と侮れないもの。持ったときのバランスやシルエットを見ながら、何度も調節してベストなバランスを探ります。バッグのマチ幅も「薄めにすることで、カジュアルになりすぎなくていい」という辻さんのアドバイスを受けながら、ひとつひとつ理想の形をイメージ。
ひとつのバッグができるまで、これだけの工程があるとは……。プロの細やかな手仕事に感嘆するご様子。
「選んだコーデに合わせるなら、この辺のトーンかな」と、どんどん提案くださる辻さん。また、今日選んだコーデだけでなくワードローブにも合わせやすい色味、素材と裏地に使う色選びのコツをレクチャーしてもらいながら、色見本とにらめっこ。どの色も素敵で、なかなかすぐには選べないものですね……。。
辻さんの的確なアドバイスを基に、ようやく納得のいくデザインが決定。世界にひとつだけのバッグがコーディネートにプラスされ「自分だけのトータルコーディネート」の完成です。コラボバッグが手元に届くまでの数か月、仕上がりが待ち遠しい。
そして、数ヵ月後ついに完成!
ワクワクしながらボックスを開けると、上品なレザーの香り。バッグを持ったときの感触もほどよく、手仕事で丁寧につくられた存在感が伝わってきます。
ツヤ感のレザー、そしてベージュ×カーキ系2種を取り入れた3色の色づかいもシックでエレガント。マチ幅も薄めに、オトナな女性を連想させる雰囲気も。
※ちなみに、午前の仕上がりはこんな感じ。
ヌバック(革の表面)素材の質感と少し深みのある赤とパープル系の色使いはコンサバにもカジュアルにも、挿し色アイテムとして大活躍。
どちらもバッグと同素材のストラップをベストな長さのサイズ感でお仕上げ。クラッチバッグやウォレットバッグとしてシーンを問わず、自分だけのトータルコーディネートのエッセンスとなりそう。
ここでイベントも終盤と思いきや、最後に辻さん愛用ブランド『イソップ』と今日レクチャーしていただいた着こなしのコツや色づかいのアイディアなどがまとめられた辻さんのスタイルブック『6割コンサバの作り方』がプレゼントされました。
著書には直筆でメッセージとサインも。「読むのは帰ってからの楽しみにします!!」と感激しきりのおふたり。
「あっという間でしたね。おふたりのテンションに、私もなんだか色んなものを貰えた気がします。このあとのお食事もゆっくり楽しんでくださいね」と、辻さんに見送られながらレストランへ向かいます!