「マドレーヌラパン」のスイーツをお供に、女子会のような雰囲気ではじまったイベント。早速、加納さんがデザインした「SŌLI」のバッグを拝見しながらそのこだわりについてお聞きすると……。
「世界中からセレクトした特別な革を使っています。本体はツルッとしたレザーでハンドルはハラコといったように、革の素材感の違いを楽しんでいただければ。私の実家が西陣織の織元ということもあり、着物と同じように、素材にとことんこだわったバッグを作りたいという想いからブランドを立ち上げたんです。ちなみにバッグの内タグは西陣織であつらえました。」(加納さん)
「素材へのこだわりが凄いから、麻里ちゃんのバッグは大量生産できないんだよね。だから私も手に入らないことがしばしばあります(笑)」(川村さん)
プライベートでも仲良しというおふたりならではの軽妙な掛け合いからものづくりへのこだわりをお聞きしたところで、加納さんから嬉しいお知らせが。
「今日は好きな色でオリジナルのレザータッセルを作っていただくのに加えて、グレージュのクラッチバッグも一緒にプレゼントさせていただきます!」(加納さん)
参加者のおふたりから歓声があがるなか、加納さんが用意してくれた全23色の中から2色をチョイスし、自分だけのオリジナルレザータッセルを作ることに。
「このレザータッセルもいつも即完しちゃうレアアイテム。私はキ―ホルダーとして使っていますが、お持ちのバッグにつけてもアクセントになってかわいいですよ。」(川村さん)
川村さんと加納さんのアドバイスを聞きながらおふたりが選んだのは、シルバー×イエローとシャンパンゴールド×ダークグリーンの組み合わせでした。
「今回プレゼントするクラッチバッグをはじめ、革製品の天敵は湿気。保管は風通しのいい場所にしましょう。バッグが汚れたらブラシや柔らかい布で拭き取ればOKです。消しゴムも汚れ落としに使えて便利ですよ。」(加納さん)
川村さん、加納さんと相談しながら、悩みに悩んで選んだ色の組み合わせ。肌触りのよい上質なレザーの質感も、持っているだけで気持ちを高めてくれそう。自分だけのオリジナルレザータッセル作りにご満足いただけたようでした。
ちなみに、午後に行われたもう一組のお客さまの仕上がりはこちら。
なんと、偶然にも4名中3名がイエローを選ぶ結果に。
イエローはこの春注目のカラー。小物で流行りを取り入れると、普段のスタイルもぐっとおしゃれに仕上がります。
プレゼントされたグレージュのクラッチバッグに合わせるのはもちろんのこと、手持ちのバッグに付けてみたり、川村さんと同じようにキーホルダーにしてみたり、様々な使い方で楽しめます。
クラッチバッグの保管方法や扱い方も習い、笑いに包まれるなかで第一部は終了。
続いては今回のメインイベント、川村さんによるパーソナルスタイリングの模様をお伝えします。