オープンキッチンが印象的な会場ではじまった「ひと手間講座」。
いちじくやジンジャーなどを使ったMOMOE自家製シロップのソーダ割など、イベントの期待感を煽るすてきなウェルカムドリンクがお客さまを迎えます。
そして本日の講師である料理研究家、稲垣晴代さんとゲストの中本千尋さんが登場。早速、MOMOEのケータリングフードをスライドで紹介しながら、盛り付けや料理のひと手間を披露してくれました。
「企業様の新年会用のケータリングでは、赤や緑を使ってお正月らしさを出しました。男性が多いCMスタジオの現場では、がっつりとお腹にたまる根菜を多めにしてボリュームを意識しています」(稲垣さん)
企業の新年会へのケータリング
CM撮影スタジオへのケータリング
お客さまがケータリングの箱を開けたとき、「わぁ」と喜ぶ顔を想像しながら、相手を想って作るのが楽しいと語る稲垣さん。
そんな稲垣さんが作り出すMOMOEのケータリングの大ファンと話すのが、モデルであり、フードデザイナーとしても活躍する中本さんです。
「撮影現場はケータリングにスタッフのセンスが出る。モデルは食事にこだわりのある人も多いですが、MOMOEのケータリングだとみんなのテンションがMAXになるんです(笑)。
あと稲垣さんの料理がすごいのは、見た目の美しさとともに食材のバランスや季節感も兼ね備えているところ。私自身も旬の食材を使うことを心がけているので、とても勉強になります」(中本さん)
雑誌撮影スタジオへのケータリング
「色合いに関しては、緑とピンク、紫と黄色といった感じで、“反対色”を使うとコントラストが効いてかっこよくなりますね。また、食材の色が映えるようにMOMOEのケータリングでは必ず笹の葉を食材の下に敷いています」(稲垣さん)
そしてトークショーの最後に紹介されたのは、今日のおむすび作りでも使うお米についてでした。
「MOMOEでは、隠岐の島の海士町(あまちょう)というところで作られたあいがも米を使っています。ケータリングフードは炊きたてを提供することが難しいので、時間が経つとどうしてもお米が固くなってしまうのが悩みでしたが、このあいがも米は普通のお米より水分量が多いので、お弁当にしても柔らかな食感が楽しめる。とっても甘くて弾力があって、本当におすすめです」(稲垣さん)
あいがも米の生産者で、現在80歳超という農家の向山さんのお写真まで拝見し、場内の“おむすびへの関心度”は最高潮に。さらに中本さんはこの日のために朝食抜きで参戦という気合いの入れよう!
そしていよいよ、稲垣さんによるひと手間講座がはじまりました。