ハーブ専門店「enherb(エンハーブ)」のハーブティー『ぐっすりおやすみしたい時に』がウェルカムティーとして振る舞われ、小雨降るなか来場されたお客さまたちもホッと一息。
寒い日が増えるにつれ、お風呂やマッサージといった睡眠前のリラックスタイムが恋しい人も多いのではないでしょうか。その一方で、ナイトケアアドバイザーの小林麻利子さんも指摘するように、「現代女性はお風呂に浸かる時間もないほど忙しい」のもまた事実です。
「質の良い睡眠さえとれればほとんどの不調が改善するといっても過言ではないくらい、眠りは大切です。お風呂は、その睡眠をサポートする大切な要素ととらえてください。極論を言うと、髪の毛は一日くらい洗わなくてもいいから、湯船には毎日浸かってほしいですね」
睡眠の大切さを語る小林さん(左)
イベントがはじまってすぐ睡眠とお風呂の重要性を教えてくれた小林さんですが、20代前半のときに過労が原因で自律神経失調症になった過去があるそう。そこから生活習慣を見直すなかでわかったのが、睡眠の驚くべき効果だったと語ります。
「仕事を休んでしっかり寝たら、翌日の体のキレが全然違ったんです。妙にイライラしたり便秘気味だったりする方も、実は睡眠に問題があることが多いんですよ。
では質の良い睡眠をとるにはどうすればいいかというと、やっぱりお風呂に入ることが効果的です。就寝前は、リラックス効果を高める“副交感神経”が鍵となるんですが、ゆっくりお風呂に浸かることで緊張がとけ、副交感神経の働きを良くしてくれるんです。そして何より、お風呂に入って体温をきちんと上げることが大切です。おすすめの入浴は、40度のお湯に15分。お風呂でしっかり体温を上げ、お風呂から出た後体温が下がっていくタイミングで眠りにつくと、とっても深い眠りになるんです!目安としては1時間後、シャワーやちゃぷんと浸かる程度であれば出た後すぐに就寝するのがおすすめです」
一緒に登壇していたモデルの美優さんは「シャワー派」であることを告白。「のぼせやすい体質が悩み」だと打ち明けると、小林さんからこんな回答が。
「のぼせてしまうのは、水温が高すぎるのかもしれません。ぬるめのお湯でゆっくり浸かることで副交感神経が働くので、これから作るアロマバスボムのように、バスタイムが楽しみになるような工夫がおすすめですよ。
あと寝る前のスマホは悪だと言われていますが、最低限、交感神経が働いて興奮状態になってしまうゲームだけはやめておきましょう。スマホ代わりに私がやっているのは、“妄想”。大好きな俳優さんとカラオケに行く妄想をしているうちにいつの間にか寝ちゃってるので、みなさんも好きな人を使った妄想がおすすめです(笑)」
美優さんはじめ、会場全体が前のめりになって小林さんの“睡眠術”に耳を傾けたトークショーに続き、後半ではオリジナルのバスボム作りにチャレンジしました!